生体インピーダンス法で測定した四肢骨格筋指数は大腿の筋面積と関連する

著者田原康玄・鬼頭和也・栗田泰成・髙木大輔・加藤倫卓・栗山長門
学術集会第69回 東海公衆衛生学会学術大会
発表日2023.03.24
開催地静岡市
研究の概要高齢者のサルコペニアは、要介護や総死亡の危険因子です。サルコペニアは骨格筋量の減少、筋力の低下、身体機能の悪化の3つの点から判断されますが、このうち骨格筋量の測定には生体インピーダンスが用いられます。今回の発表では、生体インピーダンス法で測定した骨格筋量がCTで測定した大腿部の筋量と良く関連することを報告しました。この結果は、生体インピーダンス法で測定した筋量がサルコペニアの評価に利用できることを裏付けるものです。