地域住民において骨格筋量の減少は総死亡と独立して関連する

著者名田原康玄、瀬藤和也ら
発表日2022.10.07
論文タイトルSkeletal muscle mass index is independently associated with all-cause mortality in men: The Nagahama study
研究の概要全身の骨格筋の量(筋量)が減り働きが悪くなった状態をサルコペニアといいます。高齢期において活動的な日常生活を送るためには、サルコペニアを予防することが大切です。
この研究では、ながはまコホート(滋賀県長浜市民)に参加している65歳以上の地域住民約3,500人のデータ解析から、筋量の低下が総死亡の独立した危険因子であることを明らかにしました。
この結果は、サルコペニアを予防することの重要性を裏付ける成績であり、サルコペニアの予防啓発に活用していく予定です。
PMID36205330
掲載誌Geriatrics & gerontology international.